独立行政法人 国立病院機構 山形病院附属看護学校

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入学式 式辞

 長く厳しい冬がようやく終わり、「桜が咲く春」を感じることの出来る季節になってきました。
 ただ今、国立病院機構山形病院附属看護学校に入学を許可された新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。また、今日という日を楽しみに育ててこられた保護者の皆様方にも心からお祝い申し上げます。本日は、山形県健康福祉部様を始め、多くのご来賓、ご父兄そして先輩の皆様がたのご臨席を賜り、平成27年度の入学式をこのように挙行できますことは大変喜ばしく、学校長として改めて厚く御礼申し上げます。

 新入生の皆さんは自分たちの将来の人生設計として「看護の道」を選択しました。本看護学校ではその夢を実現すべく三年間勉学に励んでいただきます。国家試験をみごと突破し看護師になっている自分を思い描くことのできるよう職員一同サポートしてまいります。「看護という道」は決して平坦な道ではありません。医療技術は日々進歩しますし、超高齢化社会での高度医療と介護への移行には困難が伴い、医療制度もさまざま変化してまいります。その変化に対して、「看護」もまた対応をしていかなければならない職業です。看護の対象となる患者さんは、専門的知識のない場合がほとんどであり、一人ひとり違う人間ですから、いつも同じ対応はできません。そこにはある程度の経験のほか、忍耐力をもって一歩一歩進んでいくことが必要となります。新入生は努力を続けた結果今日の入学という日を迎えた方たちです。どうか今後も粘り強く忍耐をもって、「看護への道」を貫いて行ってください。

 平成23年3月11日東日本大震災が発生したことを忘れることは出来ません。百年に一度いや、千年に一度の大震災は、引き続く津波と共に、多くの町並みを壊し、人々の命をも奪っていきました。あれから今年で4年になります。しかし、復旧はある程度できたものの復興はいまだに進んでおりません。福島県では4年たった今でも、災害・津波廃棄物がまだまだ未処理で残っていますし、鉄道、道路、農業はある程度回復したものの漁業は試験操業にとどまっています。なにより、福島県だけでも避難者は今なお12万の人が残っているのです。
物質的な側面でさえ充分に回復していない現状なのにましてや、被災されている方々の「心の復興」はむしろこれからが大事だろうと思っています。災害を受けた方々は、病気の方々や障がいをもつ人と同じように心に救いを必要としています。私たち医療人は手をさしのべることが出来る力を持っているはずです。第41回生の皆さん、被災したやめる方々のために今何をすることが出来るのかをこの機会に考えてほしいと思います。ほんの少しの勇気と地道な努力を重ね、3年後には復興に貢献できるような看護師に育ち、そして、若いエネルギーで人と人をつなぐ架け橋となり、被災した方々の「心の復興」に直接あるいは間接的に寄与していただきたいと思っています。

 毎年、新入生の皆さんに知っておいてほしいことがあります。
1つ目は、本校は山形県内の多くの関係機関や講師の先生方、さらに地域の人々の協力により成り立っているということです。山形県や山形市などの行政機関、山形大学医学部や山形県立保健医療大学などの教育機関、山形県立河北病院などの病院・診療所、そして山形県看護協会や介護福祉機関等々のお蔭で講義や実習がなされていることを忘れないでください。もう1つは、この学校は、国立病院機構の学校であり、全国にある143の国立病院からの援助を受けて運営されているということです。現在の校舎は、その援助のお蔭で平成23年2月(震災の1か月前)に新築されたものです。実習についても、仙台西多賀病院や米沢病院などの機構病院の連携は欠かせません。 この場をお借りしてすべての関係各位に改めて感謝申し上げますとともに、第41回生である新入生の皆さんは卒業後には、是非とも山形病院をはじめ国立病院機構に残り、山形県のみならず日本における医療に大いに貢献していただきたいと思っております。

 本日は、来賓の方々にはお忙しいところご臨席賜り、心より御礼申し上げます。今後とも本校発展のため、ご支援とご協力賜りますようお願い申し上げ、入学式の式辞といたします。

平成27年4月7日 
国立病院機構山形病院 附属看護学校長
熱海裕之

お問い合わせ 023-681-2301