独立行政法人 国立病院機構 山形病院附属看護学校

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平成29年度 入学式 式辞

 朝はやや寒いものの、日中の陽気で一気に春らしくなってきました。山形病院にある「しだれ桜」や「ソメイヨシノ」も、もう一週間すると咲き始めることでしょう。
 国立病院機構山形病院附属看護学校に入学を許可された新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。また、今日という日を楽しみに育ててこられた保護者の皆様方にも心からお祝い申し上げます。
 本日は、山形県健康福祉部様を始め、多くのご来賓、ご父兄そして先輩の皆様方のご臨席を賜り、平成29年度の入学式をこのように挙行できますことは、大変喜ばしく、学校長として改めて厚く御礼申し上げます。
 超高齢社会を迎えた今日、高度医療の提供と介護への移行という命題には様々な困難が伴っています。その中にあって医療・介護に必要不可決な看護師の養成は、国立病院機構としても、また山形県にとっても極めて重要な役割であると考えています。
 新入生の皆さんは自分たちの将来の人生設計として「看護の道」を選択しました。看護の道は決して平坦ではありません。看護師になった後も常に勉強をし、経験を積み、チーム医療の担い手として多職種と協同し、かつ若い人を育てるなど長い道のりが待っています。
 まずは、本校で、最も基礎となる勉学に励んでいただきます。国家試験をみごと突破し看護師になっている自分を思い描くことのできるよう、病院職員一同サポートしてまいります。今日は3年間の勉強に当って、心構えのようなことをお話ししておきたいと思います。
 新入生は高校を卒業したばかりの方がほとんどです。身体的にはもちろん、社会的にも選挙権があり、すでに就職している同級生がいるわけですから、当然大人として扱われることになります。難関を突破して入学してきた皆さんですから大丈夫とは思いますが、医療従事者は精神的にも大人であることを求められます。私なりにですが、精神的に大人になるには必要な条件があると思っています。
 1つは、思い通りにならない現実に対して感情的に発露しないこと。常に立ち止まって冷静に発言し、行動することが求められます。医療従事者は、目の前の危機的状況でも黙々と業務を遂行することを避けることが出来ないからです。
 2つ目は、世の中はとても複雑で、2つの内1つを選択することや、善悪を分けること、など簡単に結論を出すことが出来ません。人間としての限界は誰にでも存在することを忘れないでください。だからこそ、努力し、話し合い、時間が必要なのです。
 3つ目は、人間の多様性について理解してほしいと思います。すなわち、自分と違うものについて洞察と想像力を持ちましょう。医療従事者は多くの患者さんやその家族と接するだけでなく、同じ職場内の多職種の方との連携が必要な職種だからです。まとめると、感情的にならないこと、人間には限界があることを知ること、人間の多様性を受け入れることを通して精神的に強い大人になって勉学に励んでいただきたいと思います。
 本校は山形県内の多くの関係機関や講師の先生方、さらに地域の人々の協力により成り立っています。山形県や山形市などの行政機関、山形大学医学部や山形県立保健医療大学などの教育機関、山形県立河北病院などの病院・診療所、そして山形県看護協会や介護福祉機関等々のお陰で講義や実習がなされていることを忘れないでください。
 この場をお借りしてすべての関係各位に改めて感謝申し上げますとともに、第43回生である新入生の皆さんは卒業後には、是非とも山形病院をはじめとする国立病院機構や山形県内の医療機関に就職し、山形県のみならず日本における医療に大いに貢献していただきたいと思っております。
 本日は、来賓の方々にはお忙しいところご臨席賜り、心よりお礼申し上げます。今後とも本校発展のため、ご支援とご協力たまわりますようお願い申し上げ、入学式の式辞といたします。

平成29年4月7日
国立病院機構山形病院 附属看護学校長 熱海裕之

お問い合わせ 023-681-2301